幻の湖-LAKE OF ILLUSIONS
¥1,400 税込
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『幻の湖』はHMV立川店内に誕生した、サイケデリック/ポップ/チル/メロウ/フレッシュをキーワードに、独自の視点で音楽をセレクトする知る人ぞ知る名物コーナー。
本コンピレーションは、アンビエント/ニューエイジ~バレアリックの潮流を鮮やかに捉えた珠玉の14曲をコンンパイル。第六感を刺激するイマジナティブなサウンドスケープで『幻の湖』的チルアウト・ミュージックを提示しています。エクスクルーシヴ・トラックとしてhakobuneによる未発表書き下ろし曲を収録。
こちらはカセットテープになります。
現在「アンビエント」や「ニューエイジ」などという言葉で特化的に語られる“アノ感じ”は過去においては「ロック」であり「フォーク」であり「ジャズ」やでさえあり得た、ということは昨今の素晴らしい再発・発掘仕事が改めた明らかにするところですが、折にふれ重ねて思うのは、音楽的な趣味性や興味とは別に、私たちが「音楽」という名の水辺に住まい、水面がキラキラ光るのを観て心奪われ、そのことなしには私たちは私たちではいられないということです。
このコンピレーションはそのような水辺をガイドしてくれる。
ジャンルという水域から離れた様々な支流が流れ込むことで出来たこの湖は水源からの距離のぶん自由に水面の色を淡く変化させ、立ちこめる霧は光と戯れている。
この湖のほとりをグルリと一周するように全14曲を再生して、目を閉じ、“アノ感じ”を“コノ感じ”に翻訳しようとする幻のような所行に思いを馳せて、目を開きもう一度ジャケットを凝視したとき、耳と眼は奥の奥のほうで繋がっているということが確かに実感出来ました。
Phonehead
湖の底を覗み、その底を渡る橋を見つけて
ひとつひとつかぞえる そんなアルバムです
水音のように、私をとても落ち着かせてくれました
m-11のMother's Loveは大好きな曲です
嶺川貴子
『幻の湖』にはアンビエント/ポップの構造を持つ音の世界でたくさんの可能性を探求するような、とてもユニークで楽しい曲が揃っている。
空間とサウンドが完璧なバランスだ。
マーク・マグワイヤ(ex.エメラルズ)
カセットはいいね。A面を夢見がちに湖を漂うようにふわふわと聞いていると、次B面の頭から自然と聞くことになる。巻き戻しや早送りなんて野暮なことはしない。そしてB面には幻と生身の間でゆるゆると渦を巻くように昇天してゆく自分じゃない自分がいるのじゃ。この流れ、めちゃいいね!
ゑでぃ(ゑでぃまぁこん)
永遠のロマンがここにある。今すぐ包丁持って走り出さなくちゃ!幻の湖発足おめでとうございます。
まぁこん(ゑでぃまぁこん)
かつてカルロス・ニーニョのミックスCD『Ocean Swim Mix』を初めて耳にした時に感じた、何ともいえない不思議な感覚を思い出した。微睡みのような心地よさと、幻想と瞑想が入り交じる世界観。これぞ“ソフト・メディテイション・ジャーニー”、蜃気楼と陽炎に溶け込む音楽。共感できるけど、実はなかなか出来ない素晴らしい選曲。
山本勇樹(Quiet Corner)
日本映画史上、類を見ない最狂のキメラ映画が公開されて(そして3週間弱で打ち切られて)35年が経つ。まさか今になってその正当な血を受け継ぐ作品が、映画界ではなく音楽界から誕生するとは思いもよりませんでした。14もの異なる細胞がひとつの個体の中をたゆたうのに身を任せていると、いつの間にか琵琶湖から大気圏外に飛び出してた。そんな幻のような心地です。
波田野州平(映画監督)
収録楽曲について必要最小限の情報だけで構成されたジャケットを眺めて、このコンピレーション・アルバムのコマンド「探索せよ」を受け取る。そして、その途上で出くわすだろう「迷う」楽しみも。前世紀から続くクリエイティブ・リスニングとでも言えそうな嗜みへと向かわせる誘い水、水面はキラキラと光を反射させながら、しかし、その底のほうで大きなうねりのようなものに通じる感覚は『幻の湖』としか名付けようがないものだけど、ここからリスナーひとりひとりそれぞれの続編に旅立っていくよう促すような力も静かに勇ましい一枚です。
福田教雄(Sweet Dreams Press)
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